韓国でタクシーに乗るとき日本人旅行者がとまどう4つのこと — アプリ配車から深夜割増まで

韓国旅行中にタクシーは本当に便利な移動手段です。日本より運賃もおおむね安く、台数も多いのでつかまえやすいです。ただ、呼び方や運賃のしくみ、ドアの開け方などが日本と少しずつ違っていて、慣れた通りにしてとまどう日本人旅行者も多いです。今日は、韓国でタクシーに乗るときに知っておくとよい4つをまとめました。

今はアプリ配車が基本です

以前は路上で手を上げてつかまえるのが普通でしたが、今の韓国ではカカオT(카카오T=カカオタクシー)のようなアプリで呼ぶ方法がいちばん一般的です。目的地を先に入力するので言葉が通じなくてもよく、運賃もだいたい予想できるので旅行者にとくに便利です。外国人旅行者ならカカオTのほか、Uber(UT)や、海外の電話番号でも認証できるTabba(타바)などのアプリが使えます。

もちろん路上でつかまえることもできます。フロントガラスの内側や屋根のランプに赤い「빈차(ピンチャ=空車)」の表示が点いていれば空車なので、手を上げれば止まります。

ただ、ここは日本と大きく違う点があります。日本ではどんなに近い距離でもタクシーは乗せてくれますが、韓国では距離が短すぎると運転手が乗せるのを嫌がり、乗車拒否(승차거부=乗車拒否)をされることが少なくありません。また、運転手が「ここで降ろすと次の客をつかまえにくい、人けの少ない地域だ」と判断すると、アプリで呼んでも配車がなかなか決まらないこともあります。目的地が近かったり、人通りの少ない場所だと、少し時間がかかることがあると頭に入れておくとよいでしょう。

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運賃と「深夜割増」を知っておきましょう

ソウルの一般(中型)タクシーの基本料金は4,800ウォンで、最初の1.6kmまで適用されたあと、距離や時間に応じて100ウォンずつ上がっていきます。ここまではメーターが自動で計算してくれるので心配いりません。

旅行者がいちばんとまどうのが深夜割増です。夜10時から早朝4時までは割増がつきますが、時間帯によって料金が違います。夜10~11時と早朝2~4時は20%増しで基本料金が5,800ウォン、いちばん混み合う夜11時~早朝2時は40%増しで基本料金が6,700ウォンになります。つまり深夜は昼より運賃がはっきり上がるので、遅い時間に乗るときはあらかじめ見込んでおくとよいです。ちなみに黒い模範タクシー(모범택시=高級タクシー)はより上級のサービスなので、基本料金が7,000ウォンとさらに高めです。

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支払いはカード、チップはなし

韓国のタクシーはほぼすべての車でクレジット・チェックカード払いができ、アプリで呼べば登録しておいたカードで自動決済されるので、現金をやり取りする必要すらありません。もちろん現金も使えます。運賃はメーターで正確に決まるので、値段を交渉することもありません。

チップは別に渡さなくて大丈夫です。この点は日本と同じで、アメリカやヨーロッパのように運賃にチップを上乗せする文化がないので、メーターに出た金額だけを払えばよいです。アプリ決済ならそれすら自動で、もっと簡単です。

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ドアは自分で開け閉めします

日本でタクシーに乗ると運転手が自動で後ろのドアを開け閉めしてくれますが、この自動ドアは実は日本ならではのサービスです。韓国のタクシーは自動ドアではないので、乗るときも降りるときも乗客が自分でドアを開け閉めします。ドアの前で開けてもらうのを待つとお互い気まずくなるので、自分で開けることを覚えておきましょう。

もう一つ、目的地を伝えるときは、細かい住所より、よく知られた建物の名前や地下鉄の駅、ホテルの名前で言ったほうが通じやすいです。アプリを使えばこの部分も地図で指定できるので、ずっとスムーズです。座席は後ろに乗ることが多いですが、前に乗っても問題ありません。

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まとめると、韓国でタクシーに乗るとき日本人旅行者が知っておくとよいのは4つです。今はアプリ配車が基本だということ、夜10時から深夜割増がつくこと、支払いはカードでできチップはないこと、そしてドアは自分で開け閉めすること。これだけ知っておけば、韓国でタクシーはぐっと便利な移動手段になります。とくにカカオTアプリを一つ入れておけば、旅行のあいだずっと大きな助けになりますよ。

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