オリーブヤング完全攻略!日本人旅行者が本当に知りたいこと

韓国旅行の買い物リストに欠かせない場所、オリーブヤング(올리브영)。全国に1,400以上の店舗があり、ソウルの明洞(ミョンドン)だけで9店舗もあるほど、外国人観光客の定番コースになっています。実際、明洞エリアのオリーブヤングは、売上のほとんどが外国人によるものだという報道もあるほどです。

ただ、「マツキヨみたいなドラッグストアでしょ?」と思って行くと戸惑うポイントもありますし、税金の払い戻し(タックスリファンド)や日本への持ち込み制限など、事前に知らないと損することもあります。今回は、日本人旅行者がよく気になる質問を中心に、オリーブヤングを攻略してみます。

オリーブヤングは「薬局」ではありません:風邪薬は買えません

まず最初に知っておきたいこと。オリーブヤングでは薬を売っていません。日本のドラッグストアは医薬品が大きな柱で、たとえばマツモトキヨシは売上の約35%が化粧品、約36%が医薬品です。同じ感覚で風邪薬を探しに入る方もいますが、韓国の薬事法では薬剤師がいない店舗では医薬品を販売できないため、オリーブヤングは化粧品・健康機能食品・美容グッズが中心なのです。

では旅行中に薬が必要になったら?解熱鎮痛剤など一部の常備薬13種はコンビニで、その他の一般薬は약국(ヤックク=薬局)で買えます。まとめると「化粧品はオリーブヤング、薬はコンビニ・薬局」と覚えておけばOKです。

Photo by Elena Druzhinina on Pexels.com

みんな何を買っている?外国人旅行者の買い物かご事情

「行って何を買えばいいの?」というのが、実は一番多い質問です。外国人旅行者の買い物かごで、いつも上位に入るカテゴリーは3つあります。

1つ目はシートマスク(마스크팩=マスクパック)。1枚1,000〜3,000ウォン台と手頃で軽く、お土産にもぴったりなので、まとめ買いの定番です。メディヒール(MEDIHEAL)やトリデン(Torriden)などが代表的で、特にトリデンの低分子ヒアルロン酸ラインは日本人旅行者に人気だと紹介されています。

2つ目は日焼け止め。韓国の日焼け止めは軽くて白浮きしにくいテクスチャーで有名で、ドクタージー(Dr.G)、ラウンドラボ(ROUND LAB)、スキン1004(SKIN1004)などが定番としてランキングに入っています。3つ目は鎮静(スージング)系スキンケア。シカや어성초(オソンチョ=ドクダミ)のような鎮静成分のラインは、「旅行で疲れた肌を落ち着かせる」という意味でもロングセラーです。

ランキングは季節ごとに変わるので、店内のあちこちにある「ランキング」コーナーや、オリーブヤング公式アプリのベストランキングを見れば、今の流行がすぐ分かりますよ。

Photo by PNW Production on Pexels.com

タックスリファンド実践編と、日本持ち込みの注意点

オリーブヤングの大きな魅力が、その場で受けられる即時免税(タックスリファンド)です。会計のときにパスポートを提示すると、その場で付加価値税分が引かれた金額で決済されます。条件は、1店舗で15,000ウォン以上の購入、1回の決済が100万ウォン未満、そして購入日から3ヶ月以内に出国することです。レジで「여권 있으세요?(ヨックォン イッスセヨ?=パスポートはお持ちですか?)」と聞かれることが多いので、買い物のときはパスポートを持って行きましょう。なお、基準金額は制度の改定で変わる可能性があるので、高額の買い物をするなら店舗でその日の基準を確認するのが安全です。

そして日本人旅行者が意外と見落とすのが、日本に帰国するときの持ち込みルールです。化粧品は個人使用の目的で、1品目につき24個までしか免税での持ち込みが認められていません。シートマスク数十枚は通常問題ありませんが、同じ商品を何十個も買う「爆買い」は税関で引っかかる可能性があります。また、海外での購入品の合計が20万円を超えると、超えた分は課税対象になります。お土産の大量買いを計画しているなら、この2つは覚えておいてください。

Photo by Kindel Media on Pexels.com

実践ヒント:セール時期、日本語対応、買い逃したときは

最後に、知っておくと買い物がぐっと楽になるポイントをまとめます。まずセール時期。定期セール「オリヨンセール(올영세일)」が年4回、だいたい3月・6月・9月・12月に約1週間開催されます。正確な日付は直前に公式アプリなどで発表されるので、旅行がこの時期に重なりそうなら要チェックです。人気商品はセール中にすぐ売り切れるので、見つけたときに買っておくのがおすすめです。

言葉が通じるか心配な方へ。明洞などの主要店舗では、日本語・英語・中国語で対応できるスタッフが国旗バッジを付けていて、全国の店舗には16言語のリアルタイム通訳ができる携帯翻訳機も導入されています。日本語で話しかけても、なんとかなる環境です。明洞は店舗ごとに役割が分かれていて(大型旗艦店、K-POP特化ゾーン、キャリーケースの保管サービスがある店舗など)、目的に合わせて選べます。混雑が苦手なら、明洞以外の一般店舗のほうがゆったり買い物できますよ。

帰国してから「あれ、買えばよかった…」と思ったら、公式の海外向け通販サイト「Olive Young Global」があります。2019年から60ヶ国以上に配送していて、日本へは3,900円以上の購入で送料無料です。ちなみにオリーブヤングは日本法人を設立して東京への実店舗進出を進めており、まず新宿のルミネエストに自社ブランド「BIOHEAL BOH(バイオヒールボ)」の店舗をオープンしました。これから日本で出会える機会も増えそうです。

Photo by Elina Volkova on Pexels.com

まとめると──薬はコンビニ・薬局で(オリーブヤングには置いていません)、買うものはシートマスク・日焼け止め・鎮静ケアを中心にランキングコーナーを参考に、会計はパスポート持参で即時免税、大量買いは「1品目24個・合計20万円」の基準に注意、セールは3・6・9・12月、買い逃したらOlive Young Global。これだけ覚えておけば、オリーブヤングでの買い物は準備万端です。次の韓国旅行で、ぜひ活用してみてください。

フィードバック

  1. […] 韓国にはこの制度がありません。薬事法(약사법)上、薬局開設者である薬剤師でなければ医薬品を販売できないため、オリーブヤングのようなヘルス&ビューティーストアは化粧品・健康機能食品・美容小物しか扱っていません。店内に絆創膏や湿布らしきものがあっても、風邪薬や解熱鎮痛剤そのものは置いていないのです。オリーブヤング自体の歩き方についてはオリーブヤング完全攻略!日本人旅行者が本当に知りたいことにまとめていますので、あわせてどうぞ。 […]

    いいね

コメントを残す